トイレ掃除を効率的に行うためのブラシの扱い方や保管方法について
トイレ掃除を効率的に行うためのブラシの扱い方や保管方法について
この記事を読むための時間:3分
トイレ掃除は使用するブラシの品質で仕上がりの良し悪しが変わると言っても過言ではありません。
自分では丁寧に掃除をしたつもりでも、ブラシの質が悪いと汚れが残ってしまうことがあります。
便器の構造を正しく理解する他、清潔な状態を維持できることがブラシ選びの条件です。
質の高いトイレ掃除を行うためにも、ブラシの最適な扱い方について学びましょう。
扱いやすいブラシを選ぶのが綺麗に掃除を行う条件
トイレ掃除用のブラシは汚いというイメージがあります。
排せつ物で汚れる便器を掃除するために使うブラシを汚い物と認識してしまうのは仕方がない面もありますが、掃除道具が不潔な状態では綺麗な掃除はできないことを把握しなければいけません。
トイレ掃除用のブラシであっても清潔に保つことが綺麗に仕上げる条件と言えます。
そのためにも、適切な衛生管理ができる形状のブラシを選ぶことが何よりも重要です。
便器は下水管から悪臭が逆流しないように排水口が入り組んだ形状になっています。
また、便器の淵には下水の跳ね返りを防ぐための出っ張りが設けられているので、トイレ専用のブラシ以外では汚れの除去が非常に困難です。
トイレ専用のブラシはその多くが先端部分から四方八方に毛が伸びた形状になっています。
これは複雑な形状の部分の汚れに対応するためです。
便器は動かすことができないため、掃除の際は死角になる部分が少なくありません。
そのような部分を綺麗に掃除するためにはいくつもの方向に毛が伸びているブラシが便利です。
お金に余裕があれば使い捨て製品を選ぶのも方法のひとつ
近年では先端部分が水溶性の紙で作られているブラシが販売されています。
トイレ掃除を行った後にそのまま下水へ流すことができる利便性の高さが支持されています。
ブラシ部分には洗浄力が強い薬剤が塗布されているので、別に洗剤を用意する必要がありません。
薄く、弾力性のある作りなので狭い溝の内部も掃除することが可能です。
一般的なブラシより割高ですが、掃除道具の衛生管理に手間がかからないのは大きな魅力です。
トイレ用の使い捨て雑巾と一緒に使うことでトイレ掃除の大幅な簡略化を図ることができます。
カビなどの不具合を避ける方法と注意点
ブラシをはじめとするトイレ掃除の道具類は用途の性質上、不潔になりやすい問題があります。
排せつ物には大腸菌など様々な細菌が混在していますが、トイレ掃除の際にはこれらの細菌が道具に付着するのは避けられません。
水洗い程度では取り除くことはできず、素手で触るのは細菌感染のリスクが高いと言えます。
悪臭やカビが発生するおそれもあるので衛生管理には細心の注意を払わなければいけません。
掃除道具を清潔に保つには乾燥させることが必須条件です。
悪臭もカビも共に細菌の繁殖が原因であり、そうなるためには道具が適度に水分を含んでいる必要があります。
そのため、水分を取り除いて乾燥させるのが掃除道具が汚れるのを防ぐための第一歩と言えるのです。
また、乾燥させると共に付着した細菌を取り除くことも忘れてはいけません。
細菌の多くは生命力が強く、乾燥させても一時的に活動を停止させるだけです。
水分に触れると再び活発に動き回るので、完全に除去させることが衛生管理の根幹と言えます。
沸騰させた熱水や消毒用のアルコール液に浸すことで細菌を取り除くことができます。
殺菌効果が高い紫外線を放出する照明機器を使う方法もありますが、設備投資にお金がかかるうえ、紫外線は人にも有害なので一般の家庭には不向きです。
トイレだけではなく道具も綺麗にするのが掃除の心得
トイレ掃除で使う道具を清潔に保つことも重要です。
道具が汚れているとどんなに丁寧な掃除を行っても便器を綺麗にすることはできません。
トイレの形状に合わせてブラシを選ぶと共に、そのブラシの衛生管理にも気を配ることが質の高い掃除に繋がります。
殺菌処理を施したのちに乾燥させるのが悪臭やカビを防ぐ秘訣です。
しかし、黒ずみや輪じみなど普段の掃除では簡単に落ちない汚れもあります。
その場合は当社へご連絡ください。
前の記事へ
« 洗剤を使わないお風呂掃除の方法次の記事へ
自宅のトイレ掃除の頻度と正しい方法について »