キッチン掃除に欠かせない換気扇の掃除
キッチン掃除に欠かせない換気扇の掃除
この記事を読むための時間:3分
キッチン掃除をする際に、特に念入りに時間をかけて掃除する必要があるのが換気扇です。
普段はほとんど、直接手を触れることもない場所であることから、掃除をする際は、たまっている汚れをしっかりと落としきる必要があります。
ここでは換気扇の掃除をする時に役立つ、ちょっとした掃除のコツや豆知識について詳しく紹介します。
油やホコリがたまりやすい換気扇
キッチン掃除をする場合には、まず換気扇の汚れを落としてから残りの部分の掃除をしたほうが、全体の効率が良くなるのでおすすめです。
換気扇は使用するたびにキッチンから出た煙に含まれている油が付着するので、長時間掃除をしないでいると大量の油分が付着します。
油が表面についた状態で空気中に漂っているほこりが落ちてくると、さらに汚れが落としにくくなってしまうので、一定の期間ごとに換気扇の掃除をするほうが、換気扇を長持ちさせることができます。
換気扇を掃除する際には、まずフィルターやファンの部分を取り出して、別々に汚れを落としていきます。
取り外した換気扇の内側にも汚れがたまっているので、しっかりと掃除する必要があります。
換気扇の部品を取り外す方法
ファンを換気扇からはずす場合には、まず外側にはめられているフィルターを取り外します。
フィルターはネジで固定されているタイプのものならば、ネジを回すことで簡単に取り外すことができます。
ファンの上にカバーが付けられているタイプの換気扇ならば、まずカバーだけを取り外します。
奥に付けられているファンも、固定しているネジを回すことで取り外せますが、通常のネジとは異なり、時計回りと逆方向に回すことで外せるようになっているので、注意が必要です。
外したフィルターやカバー、ファンなどは汚れが飛び散らないように一ヶ所にまとめておきます。
油汚れを落とすことができる重曹ペースト
フィルターやカバーの汚れを落とすときに、利用すると便利なのが重曹です。
ファンなどについている油は酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹を使用することで、汚れを中和することができます。
重曹はそのまま振り掛けるよりも、水で薄めたほうが効率的に汚れを落とすことができます。
換気扇の部品の汚れを落とすときに便利なのが、ペースト状にした重曹で、重曹2水1の割合で混ぜることで簡単に作れます。
このペーストを部品の汚れの目立つ部分に塗ることで汚れを落とします。
ペーストを汚れに染みこませるために、塗った後は5分から10分ほど放置しておきます。
キッチンペーパーでペーストを付けた部分をおおっておけば、ペーストが汚れに染みこみやすくなります。
ペーストが十分に汚れを中和させたら、ペーストを布巾できれいにふき取れば、汚れも一緒に落とせます。
汚れがあまり激しくない場合には、さらに水の割合を多くした重曹水にしばらくつけることで、汚れを落とす方法もあります。
ペーストを使って汚れを落とす換気扇の内側の掃除
ファンなどにペーストを塗った後は、空いている時間を利用して換気扇の内側部分を掃除したほうが、効率良く掃除ができます。
ファンの内側部分も同じように油汚れがたまっているので、重曹ペーストを塗りつけてしばらく放置しておきます。
塗る前に、換気扇のある場所の下に新聞紙を広げておけば、ペーストが落ちてきても汚れが広がるのを防ぐことができます。
同じように5分から10分ほど放置した後で、ペーストごと汚れを落とします。
汚れがきれいに落ちた部分にリンスを薄く塗れば、リンスには静電気の発生を防止できる効果があるため、ほこりがつきにくくなります。
換気扇の汚れがひどい時には専門の業者に依頼する
換気扇を定期的に掃除することで、キッチンを快適に使用することができ、設備を長持ちさせることができます。
長期間、掃除をしないで放置しておくと、油汚れやホコリがたまって、自分では落とせなくなる場合もあるので、少なくとも1年に1回のペースで掃除をしたほうがおすすめです。
換気扇の汚れが激しくて、どうしても自分で汚れが落とせない場合には、ぜひ掃除専門業者である当社をご利用ください。
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