洗剤を使わないお風呂掃除の方法
洗剤を使わないお風呂掃除の方法
この記事を読むための時間:3分
お風呂掃除と言えば、洗剤を用いることが当たり前となっている人も多いでしょう。
しかし、洗剤を使用するとお金がかかるし、浴槽に洗剤の成分が残って清掃後に入浴すると肌が荒れることもあるかもしれません。
しかし、洗剤を使わなくても身近で安価な物を利用してお風呂を綺麗にする方法があります。
洗剤を使わずに浴室を綺麗に清掃する方法を紹介しましょう。
メラミンスポンジを使って浴室の床や窓枠を綺麗にする
浴室の床にこびりついたヌメリや黒カビは、季節を問わず付着しやすく、頻繁に掃除しなければなりません。
特に黒カビは、カビ取り剤を吹き付けてこすっても、なかなか落ちず苦労することが多いと言えるでしょう。
ところが、100均で買えるメラミンスポンジを使って浴室のヌメリとカビをこすると、綺麗に落ちてしまいます。
ただし、メラミンスポンジでこする前に、ヌメリやカビの付着した部分に水をかけて濡らしておくことを忘れてはいけません。
また、浴室の窓枠も、緑カビが生えやすく掃除に苦労する場所です。
窓枠もお湯をかけてからメラミンスポンジでこすれば綺麗に落とせるのです。
縮みやすいメラミンスポンジを狭いすき間や凹凸部分に押し込めば、雑巾ではこすれない部分のカビを落とすことが可能です。
メラミンスポンジを浴室わきに常備して、入浴時にカビやヌメリに気が付いたらその都度こすって落とすようにすると、年末などに大がかりなお風呂掃除を行わなくても、常に清潔を保てます。
鏡やガラスを磨くなら新聞紙を使おう
浴室の鏡やガラスが白く曇ってしまい、こすっても綺麗にならず、どんな洗剤を使ったら良いのかわからず困った経験は誰にもあるでしょう。
実は、鏡やガラスを掃除するときも、洗剤を使わない方法があります。
水で濡らした新聞紙を使うと、インクが付いてかえって汚れてしまいそうですが、実際はそんなことはありません。
新聞紙のインクに含まれる油分が、鏡やガラスの白い曇りを綺麗に除去してくれます。
新聞紙を全て濡らしてしまうのではなく、一部を濡らして汚れを浮かせるために使い、残りの乾いた新聞紙は、水気と汚れを拭いとるために使用します。
また、新聞紙は、排水溝のヌメリ取りにも使えます。
排水溝に溜まった髪の毛などを除去してヌメリをこすり取る際に、新聞紙を使うのです。
ブラシやすみっこ掃除用ブラシ
排水溝の髪の毛やヌメリなどを新聞紙で取り除いても、細かいすき間にはまだ汚れが残っているでしょう。
そこで、100均で売っている「すみっこ掃除用ブラシ」で、新聞紙では取り切れなかったヌメリやカビをこすり落とします。
使い終わった歯ブラシも、浴室の床と壁のすき間などに残る汚れをこすり落とすのに役立ちます。
こういう時は、固めの歯ブラシを使うようにしましょう。
しかし、歯ブラシでは落ちない頑固な水垢もあります。
床の表面にうっすらと貼りついた赤い水垢をこすり落とすには、硬めのブラシが有効です。
本来髪の毛をとかすことが目的ですが、プラスチック製の硬いブラシは床にこびりついたしつこい汚れを落とす際にも役に立つのです。
重曹を使ってしつこい汚れを落とす
重曹は食物にも利用される安全な物質です。
重曹はしつこい汚れを落とす方法として知られており、浴室の汚れ落としにも大いに有効と言えるでしょう。
粉末状の重曹を汚れやヌメリの上から振りかけてから、濡れ雑巾などでこすり落とせば良いだけです。
しつこい汚れの場合には、重曹を水で濡らして団子状に丸め、汚れの上にかぶせてラップを掛け30分ほど放置します。
一定時間が経過したら、ラップと重曹団子を外して汚れを拭き取れば綺麗になるでしょう。
浴室の壁など垂直面を広範囲に掃除したいなら、重曹を水で薄めてスプレー容器に入れ、壁などに吹き付けると掃除しやすくなります。
洗剤を使わずにお風呂掃除してみよう
お風呂は、洗剤を使用しなければ掃除できないわけではありません。
新聞紙やブラシなど身近にある物を利用して清掃することができます。
また、メラミンスポンジなど100均で買える製品を使用するだけで、浴室をもっと綺麗にすることが可能です。
洗剤の代わりにこうした製品を利用して、お風呂掃除をしてみることをおすすめします。
もし自分では落としきれない汚れがある時には、当社へご相談ください。
浴室の隅々まできれいにします。
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