タカラダニの害って?その②
タカラダニの害って?
赤い体をしているタカラダニは目立つため、他のダニに比べ発見しやすいです。その奇妙な見た目から「気持ち悪い」、「体に害がないのか」などの不安になることもあるでしょう。しかし、日本にいるタカラダニが人を刺したり咬んだりしたという報告は今のところないようです。
タカラダニは潰してはいけない
タカラダニは、危険を感じたり、やみくもに駆除しようとして潰してしまったりすると、体液が出てきます。
この体液に触れると、肌が荒れる、湿疹が出るなどアレルギー反応が起こる可能性があるため注意が必要です。また、布団などに付着した状態で潰れてしまうと、赤いシミがついてしまうこともあるので気を付けましょう。
タカラダニは何をエサにしているの?
タカラダニは雑食で、花粉や小さな虫をエサとして生活しています。またコケの生えている場所を好み、住みかにすることがあります。自宅でコケがたくさん生えている場所があるなら要注意です。また花粉も外壁や衣類などいろいろなところに付着するため、しっかりと除去する必要があります。
タカラダニが大量発生!おこないたい対策
水や高圧洗浄機で一気に流す
タカラダニは水に弱いので、水をかけられると死んでしまいます。そのため、高圧洗浄機を使うとより多くのタカラダニを駆除することができ、それと同時にタカラダニのエサである花粉も一緒に流すことができます。
もし高圧洗浄機がない場合は、ホースやバケツで水を流すことで駆除できます。また、ブラシやスポンジで擦ると花粉も一緒に落とすことができます。
市販の殺虫剤を使う
タカラダニは小さくて弱いため、市販の殺虫剤でも十分駆除することが可能です。ただし小さく軽いことから、噴射した勢いでタカラダニが吹き飛んでしまうこともあるため注意が必要です。
できるだけ殺虫剤は使いたくないという方もいるかもしれません。そんな方は、水に洗剤を少し混ぜたものをタカラダニにかけることで駆除できます
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