マンション&一戸建てのハウスクリーニング|売却前&入居前にやるメリットと費用を抑える方法
1)ハウスクリーニングとは?
ハウスクリーニングとは、掃除のプロが家に訪問し、家中の掃除をしてくれるサービスです。
専用の道具、洗剤などを持ち込み、素人ではなかなか掃除が難しい部分や作業を行なってくれます。
家事代行との違い
ハウスクリーニングと家事代行の違いは、”汚れを徹底的に落とす”かどうか。
「家事代行」は、住人の家事全般を代行して行うため、掃除を行う際はその家にある掃除用具や洗剤を使用します。
あくまでも”日常生活に必要な家事”として掃除をします。
ハウスクリーニングは汚れを落とすのが目的です。
業務用の洗剤や、道具などプロならではのアイテムを持ち込んでクリーニングします。
自分でできる?ハウスクリーニング
ハウスクリーニングは専用の洗剤などを使うため、自分で掃除する場合はプロの再現は難しいでしょう。
しかし、使用感がなく1年〜2年以内など比較的築年数が浅い住居を売る・買う場合は、自分で掃除するのも良いでしょう。
2)ハウスクリーニングの負担は売り手?買い手?
ハウスクリーニングといえば、賃貸物件の不動産オーナーや管理会社が入居者が退去した時に行うイメージが強いですね。
基本的に賃貸物件の契約でない場合は、ハウスクリーニングの義務はありません。契約時にオプションでハウスクリーニングが入っており、その代金が上乗せされていることもあるので、必ず契約書を確認しましょう。
義務ではないといえ、マンションも戸建ても、持ち家の売却や購入時に個人の方がハウスクリーニングを利用するメリットがあります。
- 売り手:自宅の売却を少しでも好条件で行える
- 買い手:購入したマンション・一戸建てをできる限りきれいにした状態で新しい生活を始められる
持ち家を売却したい
中古物件といえど、購入する側はできるだけ状態の良い家に住みたいもの。
内見の際に家の中が汚いと、売却が決まりにくくなったり、値引き交渉の材料にされかねません。特に、トイレや洗面所、浴室、キッチンなどの水回りは、その家の清潔感を評価するポイント。日々の汚れが蓄積され使用感が出て、素人の掃除ではなかなかきれいにならないものも多いです。
できるだけ好条件で物件を売却したいなら、部分的にでもプロのハウスクリーニングを考えるのも良いでしょう。
中古物件を購入・入居したい
人生で一番高い買い物になりうるマイホームだからこそ、できる限り前の住人の生活の名残を消して、気持ちよく新生活を始めたいものですよね。
中古住宅は基本的に「現状渡し」といって、売主が何も手入れせずに物件を引き渡す場合が多いようです。
賃貸物件とは異なり、クリーニングがされていない状態での引き渡しも珍しくありません。
ハウスクリーニング済みの物件として引き渡されていても、内見用にピンポイントの掃除のみの可能性も高いです。
そのため、入居前に改めて自分で選んだ業者に、家全体の 納得のいくハウスクリーニングをしてもらうことをおすすめします。
3)ハウスクリーニングの費用を抑える方法
ハウスクリーニングの費用をできるだけ抑え、コスパ高くするなら、以下の3つの方法をおすすめします。
①空室時にまとめて依頼する
空室でのハウスクリーニングは、入居後に行う在室・入居中のクリーニングよりも費用を抑えられます。
また、気になった所を個別に依頼するよりも、まとめてセットで依頼した方がよりコストが低くなります。
②閑散期に依頼する
ハウスクリーニング業界には、繁忙期と閑散期があります。 引越しが多くなる3月・4月、エアコンを使う5月・6月・7月・8月、大掃除を行う11月・12月に依頼が集中します。
この時期を避け、可能であれば閑散期を狙って依頼をしましょう。
③「安さ」だけを重視するのはNG
「無駄な出費は抑えたい」という思いから、ハウスクリーニング業者を選ぶときにはどうしても価格で比較をしてしまいがちです。
しかし「安さ」には必ず理由があります。
表示価格は最低料金で、いざ現場で見積もってみると当初の想定よりも費用がかかったり、通常作業だと思っていたものが、”追加オプション”として料金を加算されている場合もあります。
以下のことに注意して見積もりを取りましょう。
見積もりのチェックポイント
- 見積もりが無料
- 清掃内容&作業範囲の詳細が明確
- 重点的に対応してほしいところを確認
- 損害保険に加入しているか
- 業者の実績・対応・雰囲気(人柄)もチェック
- 見積もり以外に追加料金は発生しないか
最後に
マンションや一軒家に入居の際、リフォームとまではいかなくとも、入居前にしっかりと細やかな部分をまとめてクリーニングしておくことをおすすめします。
入居前のお手入れ一つで住み心地や印象が変わるので、是非オプション作業の依頼も検討してみてください。
・エアコンクリーニング(分解洗浄)
・フローリングワックス など
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